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そら

うちの食卓からいつも見える 何気ない景色。
でも あと何日かでなつかしい景色になってしまう。

先日図書館で、表紙がきれいな空の写真の本を見つけました。
百科事典くらいの分厚くて大きな本。

ゆったりとしたソファーでページをめくると
どうもデンマークの気象の本のようです。
気温、気圧、風、海流 などによって起こる自然現象の説明と
空の写真が載っています。

あー懐かしい夏の晴れ渡る空、
春の菜の花畑が映える やさしい雲の浮かぶ空
紅葉のすきまから見えるこぼれるような光
木々のシルエットを美しく描き出す冬の静かな空

何十枚もの空の写真をみながら(デンマーク語が読めないので)
この広くて大きな空を 普通に毎日見ていたことは
なんて素敵なことだったんだろう と改めて思いました。

毎朝、空をながめて一日が始まる。
どんな天気でも 空はうつくしいし 見ていて飽きないのです。
夕方は朝よりもワクワクします。
徐々に変化していく空の色は、限りないストーリーのようです。

昼間の雲は、これまたおもしろい。

空を見ていると いつのまにか吸い込まれ
こころが無になっていきます。
昨日にも、明日にも囚われない”今”の時間を
大きな空と共有している不思議な感覚…。
なんともいえない 心地よい安堵感とでもいえるのでしょうか。
いつか、窓から空と木の見える家に住みたいな。

明日は、ちょっと早起きをして
朝のそらを見に行こう!

 

続き…
今回は、その他のベルリンの見所を。
まず「ドイツ連邦議会議事堂」です。
重厚な建物です。東西統一後、8年かけて大改装を行い、屋上のドームを見学することができます。
しかし、中に入るまでのセキュリティーは念入りです。

ドイツ議事堂

ドームは、螺旋階段になっており、ベルリンの町を一望できます。

議事堂中

議事堂から歩いてすぐのところには
「ブランデンブルグ門」があります。
門の上には、勝利の女神と馬車が作られ、ドイツ古典主義建築の傑作らしい。

フランデンブルグ門

この門をくぐり歩いていくと博物館の島へ。
たくさんの博物館が集まっています。
今回は、古代ギリシャのペルガモンの神殿を建物の中に再建した
「ペルガモン博物館」のみ。
しかし、このスケールは圧巻!

博物館 階段

ベルリンの町の中は、電車、路面電車 バス、そして
このかわいらしい地下鉄を使えこなせば 便利なこと!

地下鉄

そして、ベルリンならではの「ホーフ」という建物へ。
円形の建物の中に中庭を持ち、それらがいくつも連なる
迷路のような不思議な建物です。

ホーフ

その中庭に面して、様々なお店が入っています。

ホーフ2

とても雰囲気のよいところでした。

アインツヴァイン

ベルリンの名物 Eisbein(アイスバイン)豚足を煮込んだ料理と
もちろんソーセージをいただきました。
ごちそうさまでした

歴史と文化がいつも隣にあり、戦争の影と洗練された都会が同じ場所にある街。
ずっと昔からつながって今があること、自分があること。
その意味を考えさせられるベルリンでした。










コペンハーゲンまでの回数券がかなり余ってしまいました。
もう一度コペンに行こうか…
じゃあ、もう30分電車に乗ってスウェーデンのマルメにしようか…
それなら、もう1時間飛行機でベルリンの壁を見に行こう!!
ということで、駆け足でベルリンへ。

カイザー ヴィルヘルム

ベルリン ツォー駅に着くとまず目に入るのが
「カイザー ウィルヘルム教会」でした。
19世紀末に建てられたロマネスク様式の教会です。
しかし、1943年空襲のために崩壊してしまいました。
そのままの状態を保ち、戦争の悲惨さを伝えてるということです。
近くで見ると、本当に黒く焼けた後が残り無惨なものです。
道路を挟んで向かいは、大きなデパート。
こんな大都会の真ん中に残されているのです。

新しい教会は、すぐお隣にあります。
新教会

一つ一つ違うブルーのガラスの色。
壁一面にステンドグラスが張り巡らされています。
かけがえのない、一人一人の命を現すかのように美しい色。
心がすーっと落ち着くような場所でした。

ベルリンの壁は、ここから地下鉄ででかけます。
これは、東側から見た壁です。
意外と薄い壁ですが、当時の人々にとっては
どんな壁よりも厚いものだったのでしょう。

ベルリンの壁 東

壁の穴です。

ベルリンの壁 穴

この壁の後ろは、ナチス時代にゲシュタポ、SS本部があった場所です。
戦後65周年にあたる今年、ドキュメントセンターができるそうです。

そこから少し歩くと「壁博物館」があります。

壁博物館

ここでは、当時の様子がパネルや写真で紹介されています。
命をかけて脱出した人々の様子も展示されていました。

トランク 脱出記事

トランクをつなげて脱出できた女性

トランク写真

滑車を使って、子どもを脱出させた道具

滑車

気球を使った人、ソ連の軍服を着て通過できた人もいます。
しかし、その反面多くの命が犠牲となりました。
ガイドブックに「壁は消えても、悲惨の記憶は消えない」と書かれてありましたが
本当にそう思いました。
これが、つい20年前のできごと…。
戦争はいつも私たちの横にあるのかもしれません。

ここは、”イーストサイドギャラリー”
アーティストによって、壁を利用して風刺画、平和のメッセージなど
描かれています。

ーイーストサイドギャラリ

電車で一駅分の長さがあり、存分に楽しめます。

壁の絵

ベルリンの町には、大きな道路に立派なビルも建ち並び、
いくつものデパートもあります。
しかし、同じ場所に戦争を身近に感じる施設もあるという不思議な大都会。
古きものの中から、新しきを見つめる ドイツの在り方なのでしょう。

つづく




凍った海

近くのヨットハーバーです。
海もカッチリと凍ってしまい、船も身動きができません。
今年は、やはり異常な天気…。

あしあと

かわいいカモメの足跡も見つけました。

今日は、オーナーの近くに日本人の画家が住んでいるということで
紹介するよ!と自宅まで案内してくださいました。
80歳を過ぎているとは思えない、ツヤツヤの肌にシャンとした姿勢。
それもそのはず、暖房は薪でまかなっているというのですから
驚きです。もちろん、チェーンソーで 切るのはご主人の仕事。

リビングルームは全面ガラス。
そこから広がるのは、芝生(今は雪景色)だそうです。
テラスには、いろいろな鳥が遊びにきます。
入ったとたん、「わ~」っと思わず声が出ました。

ご主人はヨーロッパを回られ、美しい自然を描いておられます。
デンマークへは、40過ぎて来られ、その後結婚されたそうです。
何人もの孫にも囲まれ、幸せそうに見えました。
「人生まだまだこれからだよ!」
の言葉は、大いに説得力有り。
奥様の手作りのジャムを2瓶もいただき、楽しい時間を過ごしました。

その後、オーナーのお宅でお隣のご夫婦も参加し TEA TIME。
また、ここも大邸宅!!!
庭に博物館やレンタルハウスもあります。
通されたリビングは、本物の暖炉に 重厚な家具。
テーブルは、紺のクロスを中心に ブルー系の花々が添えられ
それは 美しいテーブルです。

ウエルカムドリンクのワインから始まり
パンの上にバターとジャムを乗せたもの。
そして、手作りのケーキ!
そしてマシュマロにチョコのかかったお菓子…。
みなさん、ぺろりと食べられます。
私たちは、最後はかなり甘くて苦しい!
でも、とにかくよく食べ豪快に笑う4人。
私たちもお腹がいたくなるほど笑いました。

週末は、こんな風に家族や友人と過ごすんだな~と
仲間に入れていただき 楽しい 楽しい1日になりました。

※笑いすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました…





デンマークではあまり見かけない集合住宅。
こんなところで見つけました。

集合住宅 その1

いくつもの同じような木が近くに生えているのに
この1本だけが集合住宅!

様々な大きさや形の巣が並びます。
大家族から一人住まいまで、夏はにぎやかなんだろうね。

集合住宅 その2

そばで見るとかなり大きな木なんです。
ざっと数えても70世帯はありそう…。
家賃は無料です。

夏の間はどの木も競い合うように葉が生い茂り
木の奥にはどんな建物があるのかも見えません。
ところが一転、葉が落ちてしまうと 景色さえ変わってしまいます。

もちろん、同じように見えていた木も
葉が落ちると 1本1本まったく違う枝振りに驚きます。
葉が落ちた木の姿の美しさもまた格別です。

木の姿2


デンマークは平らな国なので
たいていは、木の背景が空になります。
ですから、陽の光りを背に受けて 堂々と自分らしい枝振りを見せてくれます。
それは、夕方になるとまるで切り絵のよう。

木の姿4


人もなんだかんだといろいろなものをくっつけて
本当の自分らしさが見えなくなっているのかな、

わたしは光りに照らされると
どんなシルエットが描かれるのだろうか…。