2009年12月20日 (日)

”こんな大雪は、十数年ぶり”とデンマーク人の誰もが
口にするほどの大雪。
薄暗い空からしんしんと降り続ける雪を見ていると
このまま雪に埋もれてしまうのかしらと
不安になるような 毎日でした。
デンマーク人は 雪のためにやってこないバスを
誰も怒らず 静かに何時間も待てるのです。
真っ暗な電車に乗ったときも いつもと変わらない。
そして、バスがこなくても仕方ないと思える。
どうしてなんだろう…。
”いつも”が違うのでしょうか?
時間にも心にもゆとりがなければ、
待つことも、仕方ないと思える気持ちにもならないでしょう。
日々、自分の手の届かない 問題がいろいろやってくる。
でも"思いもかけない川" の流れに逆らわず、
かつ 流されるではなく
せめて 自分のいる場所を確かめながら
流れにのっていくしかないときもあるよね。
自然とともに生きている国の人の中にしか
育たないものもあるような気がしました。
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